存在の耐えられない軽さ

本読んで考えたり、考えてること、勉強してることに関する日記

散歩と思考と青空

机の上で悶々と考えても何も浮かばなくて散歩に行くとパッと思いつくことがある。これは人間も自然界の法則を受けているからであるからと考える。

自然界では動くということは狩りをし獲物や衣食住を探し回る営みである。故に動き回る最中では、目的のものはどこにあるか、自らの目的を達成するために効率的な方法を考えることが必然である。逆に、止まっているときは休息の時間である。なるべく頭を使わないで、心身の急速に努める。これが停止の役割である。これでは新しい考えなど思いつくはずもない。新しい考えと言うに値するものとは必死に生きた結果生まれるものなのだ。故にオリジナリティーを発揮したいのなら椅子に座り込むのではなく、四肢の筋肉を動かすに限る。筋肉は思考するのだ。

また、これは心理学なのだが、人は大空の下では広い考えをするそうだ。確かプライミング効果といった気がする。なんでも、注視している対象と関連する事を人は胸中に生み出すからであるらしい。