ロカボしてる人は「砂糖ゼロ」チョコレートに騙されるな
砂糖ゼロのチョコレートを買った
僕は糖質を1日20g以下に制限する生活をしてるんですが、コンビニに立ち寄った時、砂糖ゼロのチョコレートを見つけて買いました。糖質ゼロなら食べれる!やったぜ!とウキウキして家に帰りました。
しかし、これは罠でした。砂糖ゼロだからと言って糖質ゼロじゃない。
成分を良く見たところ、
糖類0g
糖質15.8gと書かれています。え?糖質?
と、糖「類」ゼロ?
なんと、デカデカと書かれてたのは糖「質」ゼロではなく、糖「類」ゼロでした。すっかり糖質ゼロだと思い込んでた。
見なかった僕が悪いけど、こういうチョコを買うのは低糖質を求めてる人がほとんどだと思うので、以下にも糖質がゼロかのように思わせるやり口は(普通そう思うでしょ?)ちょっと汚いなあと思いました。
ただ、今回は僕の知識不足でした。知識不足になると、このような商品に引っかかってしまいます。僕のように
今回の記事では、ダイエッターに必要な
糖質、糖類の違いについて
書きます。
まずは良く聞く炭水化物とは何か。
炭水化物とは?
まず、炭水化物はCHOを含む化合物です。そのして炭水化物は大きく2つに大分されます。
・糖質
・食物繊維
糖質は人体に消化吸収される
食物繊維は人体に消化吸収されにくい
のが重要な点です。消化吸収の可能性を分類基準にしてるわけですね。この内、ダイエットで気にしないといけないのはカロリーのある糖質の方なので、糖質の方を見ていきましょう。
糖質とは?
糖質は大まかに言って
糖類
その他(多糖類、糖アルコール、人工甘味料)
に分類されます(その他が多いですね)
・糖類は単糖類や二糖類のことで、グルコースが1つとか、2つ繋がったものです。消化されるとグルコースになるため、これが血管に入ると血糖値が上がります。
・その他の中で多糖類はご飯に含まれるでんぷん等で、グルコースがたくさん繋がったものです。これも最終的にグルコースになるので、血糖値が上がります。
・糖アルコールがわからない人が多いと思います。
少し難しい話になりますが、糖類は鎖状にすると以下のような形をしてます。
てっぺんにCHOのアルデヒド基という部分があるのが見えますか?糖アルコールはこのCHO部分に水素をくっつけて(還元して)作ります。そして、グルコースの甘さというのは-OHの部分から来ています。なので、還元することで甘さは変わらない。更に物理構造が変わって体内に消化吸収されにくい状態になります。これが糖アルコールの正体です。
作り方はわかったけど、糖アルコールの安全性はどうなのでしょう。
血液中には完全に吸収されないので「普通の」砂糖と比べ血糖値の上昇が小さい。この性質のため糖尿病や低炭水化物ダイエットを行っている人たちに好んで利用される。しかしながら、他の完全に消化されない物質(食物繊維など)と同様に、小腸で吸収されないため、糖アルコールを過剰に摂取すると鼓腸や下痢の原因となる。継続的に摂取するとほとんどの場合ある程度の耐性を生じ、これらの症状は見られなくなる。例外としてエリトリトールは小腸で吸収され、そのまま尿に排出されるので普通に摂取する濃度で副作用は起こらない。
Wikipediaからの引用ですが、過剰摂取を控えれば大丈夫そうです。エリトリトールなら尚良し。今回はマルチトールという物質が入っていましたが(安いのかな?)こちらも1/40しか吸収されないそうなので大丈夫そうです。
結論
新しい知識を学べたので、これからはきちんと成分表示を見て糖質をチェックしたい。
これだけ見るととても紛らわしいので裏面を忘れずね!